http://m.sportsworldi.com/newsView/20191103504787
もし韓国の代表的な“グクポン(過剰な愛国心)”ミュージックグループがBTSなら、BABYMETALは日本のポップミュージックの“グクポン”になっている。
そのメタルダンスユニットは、2011年にデビューした。
10月11日にグループはサードアルバム“Metal Galaxy”を3年半ぶりにリリースし、そのすぐ後にBillboard Top 200のアルバムチャートで13位になった。
同様に、イギリスでは19位、ドイツでは18位になった。
リリース日に、BABYMETALはロサンゼルスのThe Forumでのリリースショーで、17500シートをソールドアウトさせた。
BABYMETALのツアーは、アメリカで20期日、11のヨーロッパの国々での17期日を含んでいる。
BTSは、Billboard Top 200で一貫して1位になってきたし、今度はSM EntertainmentのSuperMもそのチャートで1位になった。
だから日本のポップミュージックシーンという点で、BABYMETALの偉業の重要性ははっきりしないのかもしれない。
厳密に言えば、これは1963年に坂本九がBillboard Top 100で1位になって以来、50年以上で日本の最高順位なのだ。
ピンクレディ、Loudness、松田聖子、宇多田ヒカルや他の者たちは、アメリカのマーケットに食い込もうとしたが、誰もBABYMETALと同じくらいの成績は出なかった。
だけど、日本のメディアのBABYMETALの見方は、どちらかというと奇妙だ。
その扱いは、“どう扱っていいか分からない”って感じなのだ。
実際、BABYMETALはすでに2016年から、日本で唯一のグローバルなグループだった。
当時、Billboard Top 200でセカンドアルバムが39位になり、メディアは“ピンクレディ以降の37年で、日本のBillboard Top 40での最高位”と報じた。
その扱いとメディアの雰囲気は、今でも続いている。
BABYMETALは、ニュースのみのグループなのだ。
BABYMETAL自体、メディア露出に消極的だけど、メディアはいかなる形でもBABYMETALを起用することに興味を失っているように見える。
結果的に、BABYMETALの日本での成績はどちらかというと輝きがない。
オリコンチャートに基づくと、BABYMETALのシングルの最高位は4位で、アルバムの最高位は3位だ。
ジャンルとしてのメタルはメインストリームでの人気に限界があるが、Kpopアイドルがオリコンの1位になった数に関しては、確かに謎だ。
その違いは、アメリカの主要なトークショーのひとつNBCの“The Late Show”にミュージックゲストとして出演したグループだから、なおさら奇妙だ。
この妙な事態の主な理由が2つある:
まず、BABYMETALは(疑わしい美的価値、過剰に派手、皮肉な形で評価される、低クオリティの低労力のバイラルミーム、ギミックの)キッチュさで海外の注目を集めていたグループだ。
そのキッチュ主義の傾向は、日本のポップカルチャーと同じくらい奇妙だ。
海外で結果を生み出す日本のアイドルは、韓国でメインストリームと考えられているものとかなり違う。
日本では、海外の成績や宣伝活動が、国内マーケットでの成績に直結する可能性があるが、BABYMETALやピコ太郎の“PPAP”のようなキッチュ主義やギミックを通して外国にアピールするアーティストにとっては、直結させることは容易ではないのだ。
韓国での同様のケースは、日本の武道館でやった李博士だ。
キッチュ主義は、いつだって爆発的な熱狂でさえ、それをメインストリームでの成功に変えることが難しいのだ。
もうひとつの理由は、日本のポップカルチャーの世界では、海外の成績と国内の動向に大きなギャップがあったことだ。
その2つは殆ど相いれず、事実上、お互い影響されないのだ。
良い例は、ウォン・カーウァイと張芸謀と共に、1990年代にアジア映画界の3大グローバル映画監督のひとりに君臨した北野武だ。
商業的に実現可能な映画がたくさんある中、彼は1990年代ずっと国内チケットセールスにおいて成功することは出来なかった。
ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞した後でもだ。
彼の最初のヒットは、オリジナルシリーズで有名な侍映画やドラマのリメイク、座頭市だった。
ベビメタだけが真っ向から戦ってる
間違いなく日本人はグローバル化に乗り遅れてる
日本人も皆そう思ってる
もう負けたんだよ
本当にガラパゴス化が止められない
↓
その後、1990年代に国内のムードは突然、ガラパゴス化したのだ。
そして多くの人は、それはバブル崩壊が理由だと信じている。
経済の崩壊に直面し、グローバル指向の大衆の感性と反応性が崩壊し、人気文化の動向がガラパゴス化したのだ。
BABYMETALの消費や報道はニュースレポートのみに存在する。
“グクポン”は、業界に本物の影響を与えないのだ。
これは、文化的なガラパゴス化を止める力が、日本から消滅したからだ。
もし国内市場の動向の雰囲気がガラパゴス化するなら、その基盤に依存している文化産業は日本のように変わってしまう。
BABYMETALでの日本のように、我々はグローバルなチャンスがノックしてる時でさえ、その果実をシェアする方法を思い描くことが出来ないかもしれない。
日本がガラパゴス化しておかしくなってるのは事実だしな
一切マスコミに出ない(出れない?)現状は異常だわ
日本人とは話が通じない筈だわ
見てる世界が違う
言葉の壁がある以上海外進出はリスク大きいこともあるしな
うむ。とあなたが言ったから今日は快便記念日