BABYMETALレジェンドMはやるかな？

モアシタンは準備出来てるで

今の不安定な状態だとアルバムリリースは避けたいのでは？
でもアルバムを避けるとネタが提供できない。そこでレジェンドＭはもってこいのネタだと思うがね

やるわけない

『人斬り すぅ』（2)

すぅが剣術を教わったのは町の道場だった。
剣道場ではなく、町衆に当身や受身等を使う護身術を教える武芸場だった。
すぅは上級武士の家に生まれた。
武士の子女の習いとして、薙刀は教わっていたが刀は持たせてはもらえなかった。
すぅは剣術をやりたかった。
父親にそのむねを願い出たが一蹴された。
「刀は女の手にするものではない」
そう父親に言われても すぅは諦めなかった。
名の有る道場では、女は相手にされなかったので町衆相手の道場に入り込んだ。

男は、板敷の道場で酒を呑んでいた。
すぅの顔を見ると、いぶかしげな表情を見せて言った。
「その身なり、明らかに武家の娘とわかる女子が何用あってここにまいった？」
「剣術を教わりたいのです」
「ここでは剣術は教えておらんよ」
盃を空けると男はそう言った。
「ここの道場は、刀から身を守る術を指南していると聞いてきました」
「その通りだ」
「ですので刀を使われるはず」
「それを教えろと？」
すぅの言葉に男は目を丸くした。

町の道場での教えは実戦的だった。
まともな道場の剣術では『卑怯』と言われる技がごく普通につかわれた。
剣の技そのものよりも、どうしたら勝てるか生き延びるかに主眼がおかれていた。
刀では、一対一の対決を考えている一般的な剣術ではなく、多数相手の長時間の戦いを想定していた。
刀は人を斬ると、人間の血と脂で切れ味が鈍る。三、四人も斬れば刃は切れなくなってしまう。
ここでは、切るのではなく剣先で突き刺す事を教えていた。
また、相手の刀と刃と刃わ合わせると、当然刃こぼれがおきる、そして折れる。
道場の剣術に刀と刀を合わせる技はなかった。
刀が使い物にならなくなる、それは死を意味するからだ。

おしまい。

やってもZEPP名古屋がいいトコだろ
それでも俺は行かない

コバ「メイトの喜ぶような事は断る」